■結論|3秒でわかる
・10袋21種の計画は始まる前に崩壊!それでも5袋13種でスタート
・今回のテーマは袋栽培での「収量」と「検証」(水瓶・コンパニオンプランツ他)
■袋栽培を始めた理由
袋栽培を始める理由はシンプルだ。
畑よりも手軽で、収量を狙えるから。
去年、畑にデビューした。
週1〜2時間という自分ルールでやってみた結果、
うまくいったのは粗放的な芋類だけ。
それ以外は、要改善。
畑までの距離もあり、
細かく管理するのが難しかった。
そこで、今年は庭先でできる袋栽培を始める。
毎日目に入る。
ちょっと外に出ればすぐ見られる。
水やりも、状態チェックも、
気づいたときにすぐできる。
この「毎日触れる距離感」が、
袋栽培・庭先栽培の最大のメリットだ。
そしてもう一つは、収量。
せっかくやるなら、
しっかり取れるものをやりたい。
なんとなくではなく、
ちゃんと収穫まで持っていく。
その実験でもある。
■10袋計画はなぜ崩壊したのか
当初の計画は、かなり夢のあるものだった。
袋栽培を10個並べて、
21種類の野菜を育てる。
冬の間に計画した。
袋栽培の唯一のデメリット、見た目問題。「ダサい…」
これも木枠ボックスで対応。
※詳しくは前回記事参照
しかし、
次の問題が出てきた。
・木枠ボックスが足りない…
・そもそも庭に10袋も置けない…
今作れているのは、
シングル1つ、ダブル1つ。
つまり、袋3つ分。
いやいや、
10袋計画どこいったって話。
さらに追い打ちで、
スペース問題。
南向きの庭に並べるつもりだったが、
実際に配置してみると、
どうやっても10袋は入らない。
「いけると思ってたのに入らない」
これ、完全にあるある。
こうして、
理想として描いていた
「10袋・21種類」
という計画は始まる前に崩れた。
■裏庭でスペースを確保(北側通路という妥協)
10袋を並べる前提で考えていた南側の庭。
ここがメインのはずだった。
ただ、木枠不足とスペース不足で無理と判明。
そこで裏庭へ。
と言っても、
北側のただの通路。
正直、条件はよくない。
日当たりは弱い。
でも使うしかない。
ここに移動させたのが、
ニラ、ネギ、ミョウガ。
もともと袋ではなく、
バケツ型のプランターで育てていたもの。
ネギは再生栽培。
買ってきたネギの根元を置いておいたら、
ちゃんと根を張って伸びてきている。
太ネギと小ネギ、両方。
ニラは種まきして、
細い芽がたくさん出てきている状態。
そしてミョウガ。
これは去年、南側でやって失敗している。
日差しが強すぎて、
かなりやられた。
そこで去年は北側に置いた。
ただ、育ちは正直いまいち。
ヒョロヒョロで、
収量も少なかった。
でも、
茗荷は半日向が向いているけど、ほぼ日陰での栽培となる。
ここで一つ割り切った。
「全部をベスト環境にするのは無理」
だったら、
南側は“主力(収量狙い)”
北側は“サブ(維持・補助)”
役割を分ける。
ネギやニラは、
葉が硬くなりすぎても困るので、
むしろ日陰寄りでもいい。
ミョウガも同じ。
ここは“攻める場所”ではなく、
“置いておく場所”。
こうして北側通路に逃がすことで、
南側に袋5つ分のスペースを確保。
結果的に、
「10袋は無理だけど、5袋なら回せる」
という現実的な形に落ち着いた。
■最終構成(5袋)
・ミニトマト
・小玉スイカ
・サトイモ
・ジャガイモ(デジマ)
・ジャガイモ(八百屋)
■なぜこの5つなのか
冬の段階では、もっといろいろ書き出していた。
正直、かなりの数あった。
あれもやりたい、これも育てたい。
気づいたらどんどん増えて、
「10袋・21種類」という、夢のある計画になっていた。
でも最終的に残した基準は、シンプルにこの3つ。
収量、手軽さ、そして面白さ。
この3つで一気に絞り込んだ。
■ミニトマト(サルマンツァーノ)
サルマンツァーノ。
サルマンツァーノ?なになに?初めて聞いたぞ。
名前もよく分かってない。
ただ、呼び名だけでイタリアを感じる。
イタリアの実力、ちょっと試したくなる。
収量がかなり取れるという話を聞いて、種を取り寄せた。
今回は普通のサラダ用じゃなくて、
加熱用のトマトらしい。
トマトって、生で食べることが多いけど、
今回はちょっと違うことをやりたかった。
肉と一緒に炒める。
酸味が効いて、
ガツンとくるあの感じ。
夏場の食欲が落ちる時期にも、こういうのがちょうどいい気がする。
「この夏はそれでいこう」
って決めた。
収量も取れて、
料理も楽しめる。
これは外せなかった。
さらに今回は、
コンパニオンプランツもフル投入。
バジル、ネギ、マリーゴールド。
いわば“全部乗せ”。
ここまでやって、
どこまで効果が出るのか。
正直分からない。
でも、せっかくなら
中途半端より振り切った方が面白い。
この袋は、
今回一番の実験区。
■小玉スイカ
次にスイカ。
これは完全に「楽しみ枠」。
やっぱり夏といえばスイカ。
収穫のタイミングを見ながら、
「そろそろいけるか?」
って待つあの時間。
で、冷蔵庫でしっかり冷やして、
家族で分けて食べる。
小玉だから、
一個を一気に食べ切るサイズ。
そして食べ終わったあとに、
「え、これだけ?」
「もうちょっと欲しい」
「次いつ取れる?」
ってなる。
あの“ちょっと足りない感じ”。
それがいい。
むしろそこが楽しい。
狭い庭なので、縦に育てる。
支柱を使ってスイカを吊るす。
支柱は、いわゆる「普通の緑の棒」でOK。
特別なものじゃなくて大丈夫。
むしろシンプルな方が使いやすい。
まとめて買えるタイプだとコスパも良いので、
最初はこのあたりを選べば十分。
👉 家庭菜園用の支柱はこちらこのあたりは、支柱があるとかなり楽になる。
👉 初めてならこういう支柱を使えばOK
これ、ちょっと面白そう。
さらに今回はスベリヒユ。
雑草だと思ってたけど、
食べられるらしい。
しかも栄養もあるらしい。
ほんとか?っていうのも含めて、
ちょっと試してみたくなった。
どうせならスイカと一緒に植えて、
コンパニオンとしても使ってみる。
美味しかったらラッキー。
まずかったら、それもネタ。
こういう“遊び”も、
今回の袋栽培では大事にしたい。
■サトイモ
サトイモは完全に収量枠。
しっかり育てば、
ガッツリ取れる。
しかも、
そこまで手間がかからない。
植えて、
水やって、
土寄せしていけば増えていく。
袋栽培との相性もいい。
これはもう、
「どれだけ増えるか」を楽しむ作物。
さらに今回は、
水瓶との相性も気になる。
サトイモは水が好き。
サトイモこそ、この水瓶の効果が一番出るんじゃないかと思っている。
今回の中でも、ここはかなり気になっているポイント。
じゃあ、水瓶で安定供給したらどうなるのか。
ここも今回のポイント。
あと、ついでに古い生姜も置いた。
正直、生きてるか分からない。
でも、出たらラッキー。
こういう“ついで実験”も、
地味に面白い。
■ジャガイモ(デジマ)
ジャガイモは安定枠。
去年、畑で育てたものの残り。
小さくて使わなかったやつ。
「これ取っといてよ」ってやつ。
それをそのまま植える。
コストゼロ。
しかも、
ちゃんと育てば収量も取れる。
こういう“安定して回せる作物”は、
一つは入れておきたい。
■ジャガイモ(八百屋)
そしてもう一つのジャガイモ。
これは完全に予定外。
八百屋で買ったやつ。
気づいたら芽が出ていた。
「うげ」
やってしまったと思ったけど、
いや待てよ。
こんなに元気なら、
植えたらどうなる?
ってなった。
せっかくだから、
デジマと同じ条件で比較する。
どっちが育つのか。
どっちが収量出るのか。
こういう“ちょっとした競争”があると、
一気に面白くなる。
■トマト配置(見取り図|南が下)
(北)
マリーゴールド
ネギ トマト 水瓶
バジル
(南)
■スイカ配置(見取り図|南が下)
(北)
マリーゴールド
ネギ スイカ 水瓶
スベリヒユ
(南)
■水瓶実験
素焼き鉢を埋める。
水がじわじわ出る。
ポイントはこれ。
「根は水に向かうのか?」
上から水やると浅く広がる説。
なら下から供給したらどうなる?
根が伸びる?
強くなる?
試す。
■コンパニオンプランツ
今回はかなり攻めている。
トマトは全部乗せ。
スイカも同様に強め構成。
参考にしたのは、コンパニオンプランツの野菜づくり(木嶋利男 著)
正直、このあたりの組み合わせは最初かなり迷った。
ネットでも調べたけど、情報が断片的で「結局どうすればいいのか」が分かりにくい。
なので一度、本で全体像を理解してから組むことにした。
👉 初心者はこれ1冊でOKだと思う
この本をベースにしつつ、
袋栽培でどこまで再現できるのかも含めて試している。
本の通りになるかは分からない。
だから試す。
■作付け計画(後作まで含めた設計)
今回の袋栽培は、春スタートで終わりではない。
1袋ごとに「後作」まで含めて設計している。
限られた袋数だからこそ、
1回で終わらせず、回していく。
■トマトの袋
・ミニトマト(サルマンツァーノ)
・バジル
・ネギ
・マリーゴールド
→ 後作:ほうれん草
■スイカの袋
・小玉スイカ
・スベリヒユ
・ネギ
・マリーゴールド
→ 後作:ほうれん草(トマトと同じパターン)
■サトイモの袋
・サトイモ
・生姜
→ 後作:大根
■ジャガイモ①(デジマ)
・ジャガイモ
→ 後作:インゲン
→ さらに後作:ブロッコリー
■ジャガイモ②(八百屋)
・ジャガイモ
→ 後作:インゲン
→ さらに後作:ブロッコリー
こうして見ると、
5袋しかないけど、
やっていることは意外と多い。
■今回育てる野菜一覧
今回の計画で育てる野菜を全部並べるとこうなる。
・ミニトマト
・バジル
・ネギ
・マリーゴールド
・小玉スイカ
・スベリヒユ
・サトイモ
・生姜
・ジャガイモ
・ほうれん草
・大根
・インゲン
・ブロッコリー
合計13種類。
袋は5つ。
でも実際に育てるのは13種類。
「袋が少ない=できることが少ない」
ではなく、
「どう回すか」で内容は変わる。
今回の袋栽培は、
・5袋でどこまで回せるか
・後作まで含めてどれだけ収穫できるか
ここも一つの見どころになる。
■検証ポイント
今回の袋栽培は、ただ育てるだけではなく、
それぞれにテーマを持った「実験」として進める。
まずは全体像として、何を見るのかを整理しておく。
・収量
・トマト(サルマンツァーノ)の実力
・小玉スイカの垂直栽培
・水瓶の効果
・コンパニオンプランツの効果
・サトイモ(八百屋の親芋でもいけるのか)
・ジャガイモ比較(デジマ vs 八百屋)
それぞれの中身はこう。
・収量
→ 結局一番大事なのはここ。
どの作物がどれだけ取れるのか。
5袋でどこまで収穫できるのかを数字で見る。
・水瓶の効果
→ 素焼き鉢による「じわじわ給水」が実際に効くのか。
根は水に向かって伸びるのか。
植物全体の勢いに違いが出るのかを見る。
・コンパニオンプランツの効果
→ バジル・ネギ・マリーゴールドなどの組み合わせで、
虫や病気の発生に違いが出るのか。
成長や収量に影響があるのかをチェック。
・ジャガイモ比較(デジマ vs 八百屋)
→ 管理された種芋と、食用ジャガイモで差が出るのか。
発芽・成長・収量まで含めて比較する。
・サトイモ(八百屋の親芋でもいけるのか)
→ 市販の種芋でなくても問題なく育つのか。
コストを下げられる可能性も含めて検証。
・トマト(サルマンツァーノ)の実力
→ 加熱用トマトの収量と味。
本当に「たくさん取れる」のか、
料理に使ったときに満足できるのか。
正直、全部うまくいくとは思っていない。
でも、それぞれにテーマを持たせているからこそ、
どこが良くて、どこがダメだったのかが見える。
今回の袋栽培は、
・なんとなく育てるのではなく
・一つずつ検証していく
そんな実験として進めていく。
■費用
袋:30円×5=150円
スベリヒユ種:330円
トマト種:880円
マリーゴールド:約200円
サトイモ:180円
素焼き鉢:430円×3=1,290円
ゴム:50円×3=150円
合計:約3,180円
■ゴール
3,180円以上の収穫。
袋5つで達成する。
正直、いけると思っている。
■本音
本当は10袋やりたかった。
どこか、
家族の目の届かないところにスペースないかな?
こっそり並べてやりたかった…。
仕方がない、5袋でいこう。
ちょっと悔しいけど、
このくらいがちょうどいいのかもしれない。
正直、全部うまくいくとは思っていない。
でも、それも含めて実験。
だからこそ、
どうなるかを見るのが面白い。
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副業実験009|袋栽培準備編|ダサい土袋を木製ボックスで改善してみた

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