結論 3秒でわかる
・ジムがなくても身体は鍛えられるという考え方に衝撃を受けた
・実践して失敗したことで、本書の考え方の正しさを身をもって知った
・今はメニューをやっていないが、考え方は今も身体づくりに生きている
私が初めてアフィリエイト収益を得た時に紹介した本が、この「プリズナートレーニング」という筋トレ本だった。
今回は、そのプリズナートレーニングについて書く。
当時は無料のnoteでブログを書いており、本書を実践しながら紹介記事も書いていた。
その記事から人生初のアフィリエイト収益が発生した。(副業実験001 無料のnoteでアフィリエイト初収益が出た話)
今振り返ると、思い出の一冊でもある。
コロナ禍で筋トレブームが起きていた
当時はコロナ禍だった。
生死、生命、健康。
そんなことを考える機会が増えた時代だったと思う。
ランニングを始める人。
ウォーキングを始める人。
ジムに通い始める人。
プールに行く人。
自宅で筋トレを始める人。
身体づくりへの関心が高まっていた。
アミノ酸などのサプリメント需要が急増したという話も耳にした。
一般の人が少し市場に入るだけで、ここまで変わるのかと驚いた記憶がある。
私も、
「どうせやるなら本気で身体を鍛えたい」
そう思い、本を探し始めた。
タイトルだけで惹きつけられた
その時に出会ったのが、
「プリズナートレーニング」(著 ポール・ウェイド)
という本だった。
タイトルからして強烈だった。
囚人の訓練。監獄の訓練。
そんな意味かと思う。
表紙も独特で、強烈。
著者はアメリカの監獄で筋トレを始めた人物。
普通の筋トレ本とは雰囲気が違った。
私は興味を持ち、一気に読み進めた。
私が惹かれた理由
当時の私は、
「筋肉を付けるならジム」
そう思っていた。
器具がある。
教えてくれる人がいる。
効率が良い。
だから強くなれる。
しかし本書の考え方は違った。
身体は本来、一つに繋がっている。
胸だけ。腕だけ。肩だけ。
そんな風にパーツごとに分けて鍛えるのではない。
全身を連動させながら鍛える。
それが本来の身体の使い方だという。
さらに著者は、自重トレーニングは昔から存在し続けている技術だと語る。
もし効果がないなら、とっくに淘汰されているはずだ。
それでも残っている。
だから価値がある。
だから本物だ。
この考え方が強く心に刺さった。
そして極めつけは、
「ジムで鍛えるより強い身体を作れる」
という主張だった。
正直、目から鱗だった。
私は完全に引き込まれた。
監獄で生き残った技術
本書の魅力は筋トレ方法だけではない。
そこにある世界観だった。
著者は監獄という特殊な環境で、この技術を学んだという。
著者は言う。
「キャリステニクスが生き残ったのは、残酷で孤独で奇妙なこの世界、監獄だった。」
「キャリステニクスは、最も厳しく、最も暴力的な環境と言える監獄で役立った方法だ。」
「暴力化していく世界に生きるあなたに役立つ技術なのだ。」
本書で語られる「キャリステニクス」とは、自分の体重を利用して行う自重トレーニングのこと。
腕立て伏せ。スクワット。懸垂。ブリッジ。
そういった、自分の身体を使って鍛える方法である。
そこには高価な器具もない。
サプリメントもない。
最新設備もない。
それでも強い人間は存在する。
身体一つで強くなる。初めて読んだ時は衝撃だった。
単なる筋トレ本ではない。
生き残るための技術。
強く生きるための技術。
そんな空気を感じた。
本書の熱量に引き込まれた
本書にはさらに熱い表現がある。
古くから伝わるキャリステニクスを極めた人間は、
極限のむき出しの筋肉を手に入れるという。
それは見せかけの筋肉ではない。
本書では、
鉄の手錠を壊し、
鎖のようなフェンスを破り、
レンガの壁を叩き壊すような、
本当に使える力だと表現されている。
もちろん私はそこまでの力を手に入れたわけではない。
正直、本書が語る本当の強さや、本来の効果については今でも体験できていないと思う。
しかし当時の私は、この表現に強く惹かれた。
大きな胸筋。太い腕。そういう見た目の筋肉ではない。
本当に強い身体。
実用的な身体。
まさに理想的。期待は大きく、実践してみようと思った。
関節と筋肉は同じ速度で成長しない
本書で初めて知った考え方がある。
筋肉は早く成長する。
しかし関節は時間がかかる。
だから初級トレーニングを長く続ける。
筋肉には簡単すぎるくらいでも続ける。
その期間は関節を鍛えているのだという。
当時の私には新鮮な考え方だった。
最初の失敗
しかし私は失敗した。
本の通りにメニューをこなしていった。
筋肉的には楽勝だった。
だから途中を飛ばした。
もっと早く進みたかった。
もっと強くなりたかった。
結果として肘を痛めた。
そこで初めて理解した。
本書は正しかった。
私は自分の失敗で、本書の考え方を証明してしまった。
関節を鍛える意味が分かった。
二回目の挑戦
私はもう一度最初からやり直した。
今度はテキスト通りに実践した。
最初からメニューは楽勝。物足りない。焦るが急がない。
関節も鍛える。
ゆっくり進める。
しかし一般的な腕立て伏せレベルまで進んだ頃、再び肘が痛くなった。
もしかすると私は、本書が想定するよりも肘関節が弱いのかもしれない。
身体との相性もあるのかもしれない。
結局、私は途中でやめてしまった。
筋肉を貯金するという考え方
本書で特に面白かったのが、
「筋肉を貯金する」
という考え方だった。
限界まで追い込まない。
あと1回できる。
でもやらない。
フォームを崩してまで続けない。
次の完璧な1回のために残しておく。
その積み重ねの方が結果的に早いという。
今のジム文化でよく聞く、
「限界まで追い込め」
とは真逆に感じた。
しかし私はこの考え方に強く惹かれた。
今でも残っているもの
実は今、私はプリズナートレーニングのメニューそのものはやっていない。
しかし考え方は残っている。
例えばプランク。
私はフォームが崩れたら終わる。
プルプルしだしたら止める。無理に粘らない。
良い動きを積み上げる。
それは本書から学んだことだと思う。
一番の失敗は焦りだった
今振り返ると、一番の失敗は肘ではなかった。
焦りだった。
何かを身につけるには時間がかかる。
慣れるにも時間がかかる。
本物にするにはもっと時間がかかる。
しかし当時の私は待てなかった。
もっと早く結果が欲しかった。
もっと早く強くなりたかった。
だから近道を選んだ。
そして失敗した。
今思うと、本書から学んだ最大のことは筋トレ方法ではない。
焦らず積み上げることだったのかもしれない。
まとめ
・ジムがなくても身体は鍛えられるという考え方に衝撃を受けた
・近道を選んで失敗し、本書の考え方の正しさを知った
・今も「焦らず積み上げる」という考え方は残っている
プリズナートレーニングは私にとって筋トレ本というより哲学書だった。
方法は残らなかった。
しかし考え方は残った。
そしてその考え方は、筋トレだけでなく、副業やブログにも通じている気がしている。
鍛えられるという考え方に衝撃を受けた
・近道を選んで失敗し、本書の考え方の正しさを知った
・今も「焦らず積み上げる」という考え方は残っている
プリズナートレーニングは私にとって筋トレ本というより哲学書だった。
方法は残らなかった。
しかし考え方は残った。
そしてその考え方は、筋トレだけでなく、副業やブログにも通じている気がしている。


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