菜園ログ008|【袋栽培】じゃがいもの後作 オクラ・キュウリで夏野菜リレーを始める

3秒でわかる結論

・悔しいが、じゃがいもは一か月早く収穫することになった。→予想外に、袋2つが開いた。

・オクラとキュウリはまだ間に合うか、オクラ、キュウリの栽培に決定。

・スタートが遅いが、8月に収穫開始を狙い、通常の期待値の半分を目標値にする。
 オクラ 通常 40本 → 目標 20本
 キュウリ 通常 30本 → 目標 15本

やれることは全部やる。

それが今回のテーマだ。


一か月早い収穫は失敗だったのか

前回の記事で、じゃがいもを予定より約一か月早く収穫した。

収穫量だけを見れば、決して成功とは言えない。

「もう少し育てれば、大きなじゃがいもが採れたかもしれない。」

そんな気持ちは今でもある。

しかし、収穫を決断した理由は別にあった。

原因は、テントウムシダマシ(ニジュウヤホシテントウ)だ。

最初は葉っぱが少しかじられている程度だった。

ところが数日後には状況が一変する。

葉は日に日に食べられ、あっという間に葉のほとんどが虫食い状態になった。

被害は99%に達し、「このままではミニトマトまで全部やられる」と感じるほどだった。

隣で育てていたミニトマトにテントウムシダマシが来ていた。

じゃがいもとミニトマトは同じナス科。

もし害虫が移動すれば、これから収穫が始まるミニトマトまで被害を受けてしまう。

今年の袋栽培で、一番楽しみにしていたのがミニトマトと小玉スイカだった。

だから当然優先するのは、じゃがいもを守ることではなく、これから収穫期を迎える野菜を守ることだ。

地上部をすべて切り取り、じゃがいもは予定より早く収穫した。

まさに、文字どおりの「切り捨て」だった。

収穫量だけを見れば負けだったかもしれない。

詳しくは前回記事を参照↓


当初計画を改めて見返すと、モレに気付いた・・・

あれ?当初計画ではジャガイモにコンパニオンプランツでミントがあるじゃんか。

ジャガ芋(楽+収量)+ミント(コンパニオンプランツ)
→ 後作:インゲン
→ 後作:ブロッコリー+レタス(コンパニオンプランツ)

ミントの役割は害虫を寄せ付けないこと(アブラムシとか)のようだ。

テントウムシダマシ直接ではないが、見落としていた。

不覚だった。
おいおい、自分!
まあ、いいや。
未来を見よう。

次は何かコンパニオンプランツも混植しようかな。

↓詳しくは設計計画の記事参照

土はそのまま使わず、日光殺菌することにした

じゃがいもの収穫が終わると、次は土の手入れだ。

袋の中には、テントウムシダマシがいた土である。

そのまま次の野菜を植えるのは、ちょっとね…。気が進まない。

そこで今回は、黒いビニール袋に土を入れ、日光殺菌を試してみることにした。

他の害虫、病原菌?とかあるかもしれないしね。

一般的には、真夏でも1~2週間ほど日光殺菌を行う方法が紹介されている。

しかし、私は平日は仕事があり、本格的な作業ができるのは土日だけだ。

そのため、今回は思い切って2日間だけの日光殺菌で挑戦することにした。

黒いビニール袋は炎天下では触れないほど熱くなる。

温度計で測ったわけではないが、体感では60℃近くまで上がっているように感じた。

もちろん、本当にこれだけで十分なのかは分からない。

だからこそ、今回は一つの実験でもある。

仮説①

梅雨明け直後の猛暑なら、二日間の日光殺菌でも袋栽培の土は再利用できる。

答えは、次の収穫まで分からない。

もし病気が出なければ成功。

もし病気が出れば、次回は日光殺菌の期間を延ばす必要がある。

それもまた、このブログで検証していきたい。

次は何を植えるか考えた

じゃがいもの収穫が終わり、袋が二つ空いた。

ここで考えたのが、次に何を植えるかだった。

本当は、春じゃがのあとにインゲン、ブロッコリーと続く設計にしていた。

あるいは、春じゃが、秋じゃがのリレー栽培するのも面白そうと考えていた。

しかし、まだ7月。

秋じゃがを植えるには少し早い。

その間、せっかく空いた袋を遊ばせておくのはもったいない。

そこで候補に挙がったのが、オクラとキュウリだった。

どちらも秋まで収穫が期待できる夏野菜である。

一方で、じゃがいもで苦しめられたテントウムシダマシのことも頭にあった。

同じナス科の野菜は避けたい。

そんなことを考えながら、今回はオクラとキュウリで夏野菜リレーを試すことにした。

ここで決めたテーマがある。

「やれることは全部やる。」

虫対策も、土づくりも、新しい栽培方法も。

思いつくことは全部試し、その結果をこの菜園ログで検証していこうと思う。

オクラは4本仕立てに挑戦する

日光殺菌が終わった袋には、オクラを植えることにした。

去年の種があった。翌年でも発芽する種類はまあまあある。

オクラも行けるかもしれない。

うまく発芽した。

種が固く守られているのかもしれない。

今回は、本で知った4本仕立てに挑戦する。

一般的には間引いて1本で育てることが多いが、4本一緒に育てることで株同士が適度に競争し、一つ一つの成長がゆるやかになるという。

その結果、実が大きくなり過ぎず、柔らかい状態で長く収穫できるそうだ。

本当にそうなるのか。

それも今回、自分で確かめてみたい。

仮説②

オクラの4本仕立ては、柔らかい実を長期間収穫できる。


去年、おばけオクラを量産した

この栽培方法を試そうと思った理由がある。

去年、畑でオクラを育てたときの失敗だ。

私は平日は仕事なので、畑へ行けるのは土日だけだった。

1週間ぶりに畑へ行くと、オクラは毎回30cm近くまで成長していた。

「また、おばけオクラだ……。」

そう思いながら、切っては捨てた。

固くて茹でても、とても食べられるものではない。

結局、食べられそうな4cmくらいのミニオクラを収穫するだけ。

毎週続く。おばけを捨て、ミニを収穫する。それの繰り返しだった。

せっかく育てたのに(勝手に育ったのに)、ほとんど無駄にしてしまった。

当時は知らなかったが、思えば、1本立てだった。それが3か所あった。

今年は環境が違う。

袋栽培は家のすぐ横に置いてあるので、毎日様子を見ることができる。

少し大きくなったらすぐ収穫できる。

さらに4本仕立てで成長がゆるやかになれば、おばけオクラになる前に収穫できる可能性も高くなる。

去年の失敗を、今年の実験で取り返したい。


やれることは全部やる

今回の植え付けでは、もう一つ決めていたことがある。

やれることは全部やる。

じゃがいもでは、テントウムシダマシに完敗した。

葉はほとんど食べ尽くされ、一か月早い収穫を選ばざるを得なかった。

同じ失敗だけは繰り返したくない。

そこで、本ではコンパニオンプランツとして紹介されていたマリーゴールドを植える予定だった。

しかし、ホームセンターにも100均ショップにも売ってない。

時期が遅かったのか、シーズンの端境期だったのか、マリーゴールドはなかった。

仕方がない。代わりに選んだのがネギだ。

マリーゴールドの華やかなオレンジの花は魅力的だったが、

ネギにも害虫を寄せ付けにくくする効果が期待されている。

効果がどこまであるかは分からない。

それでも、何もしないよりはずっといい。

今年の袋栽培は、「うまく育てる」ことだけが目的ではない。

いろいろな方法を試し、自分の環境で本当に効果があるのかを確かめることが目的だ。

成功しても失敗しても、それが次につながる。

だから今回も、

やれることは全部やる。

そう決めて、新しい栽培をスタートした。

今回のオクラの目標

今回は植え付け時期が一般的な適期より遅くなった。

そのため、通常どおりの収穫量は狙わず、適期栽培の約50%を成功ラインとする。

  • 一般的な収穫目安:約40本
  • 今回の目標:20本

キュウリは種ではなく苗からスタートした

オクラと一緒に植えたもう一つの野菜がキュウリだ。

キュウリも去年の種が残っていた。

キュウリも行けるかと思っていたが、発芽しなかった。

キュウリの種はペラペラで持たないのかもしれない。

ホームセンターに、売れ残っていたキュウリの苗を見つけた。

季節的には少し遅かったので、「もう残っていないかも」と思っていたが、運よく購入することができた。

思わず「ラッキー!」と声が出そうになった。

夏まきのキュウリは、収穫までの時間との勝負でもある。

売れ残りのくせに、値下げされてない。
460円?
まあまあ、するな。

でも迷いはない。即決で買った。Time is money.

仮説③

夏まきキュウリは、苗から始めることで収穫開始を早められる。

実際にどれだけ早く収穫できるのか。

8月に収穫開始を狙う。

これも秋になれば答えが出る。

今回のキュウリの目標

今回のキュウリも、植え付け時期は一般的な適期より遅い。

そのため、こちらも通常の約50%を成功ラインとする。

  • 一般的な収穫目安:約30本
  • 今回の目標:15本

素焼きの水がめも設置

もう一つ、暑さ対策として素焼きの水がめ給水法も取り入れた。

オクラとキュウリ、それぞれの袋に素焼きポットを埋め込み、水をためてゆっくり土へしみ込ませる方法だ。

今年の夏も35℃を超える猛暑が続いている。

留守にする日でも水切れを少しでも防げるように、できる対策は全部やってみる。

この方法の効果についても、今後の菜園ログで検証していきたい。

ジャガイモの無限リレーは少し延期になった

今回、本当はもう一つやりたいことがあった。

それが、じゃがいもの無限リレーだ。

春に収穫した袋へ、そのまま秋ジャガを植える。

さらに収穫したら、また次のジャガイモを植える。

そんな栽培を続けていけたら面白いと思っていた。

きっかけは、木嶋利男先生の野菜づくりの考え方だった。

土づくりや微生物の環境を整えることで、連作障害を起こしにくい土を目指すという考え方である。

「この考え方は、袋栽培でも再現できるのだろうか。」

それを自分で確かめてみたいと思っていた。

しかし今回は、じゃがいもの袋へオクラとキュウリを植えた。

秋ジャガを植える場所がなくなったので、この実験はいったん延期である。

少し残念ではある。

それでも、今回の夏野菜リレーで得られる経験も、きっと次につながる。

焦る必要はない。

いつか必ず、袋栽培で木嶋先生の理論を検証してみたい。


まとめ

今回の袋栽培は、じゃがいもの早期収穫から始まった。

収穫量だけを見れば、決して満足できる結果ではない。

それでも、あの決断があったからこそ、新しい挑戦へ進むことができた。

今回は、土の日光殺菌、オクラの4本仕立て、キュウリの苗植えなど、今できることはすべて試してみた。

どれも「これが正解」という保証はない。

だからこそ、自分で試し、自分の環境で答えを見つけたい。

袋栽培は、まだ始めて一年目。

失敗も多い。

でも、その失敗も来年には貴重な経験になる。

今年より来年。

来年より再来年。

少しずつ、自分なりの袋栽培を完成させていきたい。


今回のポイント

  • てんとう虫ダマシの被害を受け、約1か月早くじゃがいもを収穫した。
  • ミニトマトへの被害拡大を防ぐため、早期収穫を決断した。
  • 土は2日間の日光殺菌を行い、再利用に挑戦した。
  • オクラは4本仕立てで、おばけオクラ対策を試す。
  • キュウリは古い種を諦め、苗から栽培をスタートした。
  • コンパニオンプランツとしてネギを植えた。
  • オクラの目標は20本、キュウリの目標は15本に設定した。
  • 木嶋利男先生の理論を参考に、将来は「じゃがいも無限リレー」にも挑戦したい。

おわりに

今回の記事のテーマは、

「やれることは全部やる。」

だった。

虫に負けた。

予定より早く収穫することになった。

悔しい思いもした。

それでも、そこで終わりではない。

次の野菜を植え、土を再利用し、新しい栽培方法にも挑戦した。

今回は、三つの仮説を立てた。

  • 仮説① 猛暑なら、二日間の日光殺菌でも土は再利用できる。
  • 仮説② オクラの4本仕立ては、柔らかい実を長期間収穫できる。
  • 仮説③ 夏まきキュウリは、苗から始めることで収穫開始を早められる。

この仮説が正しかったのか。

答えは、まだ分からない。

答えは、収穫の日に分かる。それが楽しみ。

成功しても、失敗しても、その結果を次の菜園ログで正直に報告したいと思う。

事例、技術、情報、楽しさ、全部あなたに共有する。

これを読んで、誰もが「これならやれる。やれそう。」と自然と思えるようになることを期待している。

それまで書き続けたい。

家庭菜園は、成功も失敗も全部が経験になる。

私はこれからも、その経験をこのブログで積み重ねていく。

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